せっかく購入する注文住宅ですから、できるだけ多くの理想を詰め込みたいものです。
とはいえ理想を詰め込むほど費用がかかるため、ある程度は削ったり抑えたりする必要があるでしょう。
しかし、理想を諦める必要はありません。
生活上それほど必要でない箇所や、なくなっても困らない箇所を削ることで、十分な節約が可能です。
注文住宅を建てる前にできる節約術3選
注文住宅を建てる前に、自分や家族にとって不要な箇所がないか見直してみてください。
特に、削って節約できそうなポイントを3つご紹介します。
部屋数を減らす
計画した間取りのなかで、減らせる部屋がないか確認しましょう。
部屋一つをまるっきり無くすのはやや勇気がいるかもしれませんが、1つの用途のために1つの部屋を作るのではなく、1つの部屋で複数の用途を兼ねてはいかがでしょうか?
例えば和室を客間、クローゼット、家事室として利用することで部屋数を減らすなどの方法があります。
収納スペースを減らす
生活において、収納スペースが広いほど物が増えやすい傾向にあります。
そのため収納スペースを削れば、物であふれることを防ぐだけでなく工事費用も節約できます。
しかし、小さな子供がいる場合は、どうしても物が増えるため収納スペースの確保は大切です。
そんなときには収納量は変えずに収納面積を減らす方法が効果的です。
具体的には、ウォークインクローゼットなどの納戸収納ではなく、押し入れなどの壁面収納にすることで、収納量を確保しつつ収納面積を減らす方法があります。
ロフトを導入し建築面積を減らす
工事費用は、基礎面積を減らすことで大幅に下げられます。
実は同じ坪数でも、基礎面積が以下のようになるため、平家よりも2階建ての方がコストが抑えられます。
【30坪の場合】
平家:基礎面積=30坪 屋根面積=30坪
2階建て:基礎面積=15坪 屋根面積=15坪
またロフトは、天井までの高さが1.4mまでと定められており、2階の床面積の半分まで利用できます。
ロフトを作ることで建物の床面積がやや減りますが、建築面積が減らせるうえ収納量が大きく上がります。
オプションやおまけとしてロフトの有無は考えがちですが、あらかじめ収納場所として導入しておくと、工事費用が大きく減らせるでしょう。
まとめ
予算を削減するために、削りやすいポイントを3つご紹介しました。
注文住宅は外壁や内装などさまざまな部分が組み合わさっているため、すべてが必ずしも必要とは限りません。
自身のライフスタイルを見直し、削れるところがないか探してみましょう。
注文住宅の購入や予算に関するご相談は「森下技建」へお気軽にお問い合わせください。
お客様の予算に合わせたプランを提案させていただきます。