カーテンを購入するとき、サイズの計測はもちろん、好みの色や柄で決めることがほとんどでしょう。
しかしカーテンは、適切な順序で購入しなければ、部屋に設置したときに違和感を覚えたり、暑さや寒さを感じたりして、再購入する可能性もあります。
カーテンのプロが教える、失敗しない注文住宅のカーテン選びについてご紹介します。
注文住宅のカーテンを選ぶ手順
カーテンには膨大な種類の柄と色があるため、選ぶのに一苦労です。
しかし手順通りに選べば、快適に過ごせて、かつお部屋に設置するインテリアが選びやすくなるようなカーテンが見つかります。
カーテンの機能性を考える
カーテンを見に行く前に、カーテンを設置する窓の環境を考えましょう。
ついデザインや配色でカーテンを選んでしまいがちですが、窓の構造や環境を踏まえて選ばないと、部屋が暑かったり寒かったり感じる場合があります。
もちろん暑さ対策や寒さ対策は可能ですが、あらかじめこれらの機能がついたカーテンを購入した方が経済的です。
カーテンの柄と色を考える
カーテンの柄と色を決めます。
あらかじめカーテンに欲しい機能を選んでおけば、選ぶ柄と色の候補が絞られるため、スムーズに決められるでしょう。
まず、カーテンを設置するお部屋の用途を確認します。
個人で使う部屋か、家族や複数人で共有する部屋なのかを区別します。
デザインイメージには大きく分けて以下の4つがあり、これらのなかから好みのタイプを選びましょう。
・クラシック
・シンプル
・モダン
・デコラティブ
個人で使用する部屋なら自分の好みで考えられますが、複数人で使用する場合は、他の方の好みも聞いておきます。
4つのなかから選ぶのに迷った場合は、風水で選ぶという考え方もあります。
カーテンのスタイルを考える
カーテンのスタイルとは、カーテンの開閉タイプや上下に開くタイプなど、カーテンの使い方の種類について分類したものを指します。
例えば、通常のカーテンはレールに沿って中央から左右に開けますが、種類によっては端から端まで開けるタイプや、下から上へ折り畳んで開閉するタイプもあります。
どのタイプのカーテンを設置するかは、窓の形状やサイズ、生活上の使い勝手や見栄えで決めましょう。
カーテンのサイズを計測する
通常カーテンは、窓の高さと幅に合わせて購入します。
しかしカーテンの幅は、窓の幅のプラス3〜5%ほどの余裕を持って購入することをおすすめします。
なぜなら窓の幅にぴったりのカーテンでは、時間の経過とともに生地にクセがつき、真ん中にスキマができるためです。
カーテンの高さは、長すぎても短すぎても生活感が出てしまうため、窓の高さぴったりのカーテンがおすすめです。
どうしてもぴったりのサイズがなければ、オーダーメイドのカーテンを購入しましょう
まとめ
カーテンの選び方についてご紹介しました。
カーテンの色や柄はたくさんあるため、欲しい機能やデザインのタイプを決めておくと、候補がある程度絞られるため、選択がスムーズになります。
カーテンのほか、内装やインテリアなど、注文住宅のことなら「森下技建」へお気軽に問い合わせください。