新築時の間取りも、ライフスタイルの変化により徐々に使い勝手が悪く感じてくることがあります。
家族が増えて部屋が狭く感じるようになった、使わない部屋を上手に活用したい、という方もいらっしゃるでしょう。
そこでおすすめなのが、部屋をつなげるリフォームです。
今回は、部屋をつなげるリフォームの内容と注意点を紹介します。
目次
□部屋をつなげるリフォーム内容
*リビングと隣の部屋をつなげる
リビングの脇に応接間やお子様の遊び場として1部屋設けている場合、その部屋とリビングをつなげるリフォームが可能です。
お子様が成長して2階の自分の部屋で過ごす時間が増えることで、リビング脇の部屋を使わなくなり、リビングとつなげたいという方は案外多いです。
また、リビングとダイニングを別の部屋として区切っていたが、つなげて広々空間にしたいという方もいらっしゃいます。
キッチンも含めて大きなLDKにすることで、家に開放感が生まれます。
*2つの部屋を1つにつなげる
お子様が自立すると子供部屋の使い道がなくなってしまいます。
そこで、2階の子供部屋2部屋をつなげるリフォームをして、趣味部屋や書斎、ランドリールームとして活用する事例があります。
広々空間にすることで、お子様が自分の家族を連れて里帰りするときに、家族で寝泊まりできる部屋としても活用できます。
*収納スペースと部屋をつなげる
お子様が小さい時はなにかと必要だった収納スペースも、お子様が自立すると余裕が生まれてきます。
ミニマリズムの考えも広まり、モノを減らす暮らしに変化した方もいらっしゃるでしょう。
収納スペースが余っている場合は、部屋とつなげるリフォームをすることで、居住空間を広げることができます。
□部屋をつなげるリフォームの注意点
部屋をつなげるリフォームを検討する際に注意しなくてはならないのが、家の構造次第では撤去できない壁もあるということです。
柱を組み合わせてつくる線で支えるタイプの家であれば、比較的簡単に部屋をつなげることが可能です。
一方、壁を組み合わせてつくる面で支えるタイプの家であれば、壁自体が家を支える重要な役割を担っているため、簡単に撤去することができません。
また、線で支えるタイプでも、耐力壁と呼ばれる壁は基本的に撤去できません。
まずは当社までご相談いただければ、対応可能かを見極めさせていただきます。
□まとめ
今回は、部屋をつなげるリフォームの内容や注意点を紹介しました。
構造によっては部屋をつなげることが難しいこともありますので、まずはお気軽にご相談ください。