注文住宅は、置くインテリアも施設も思うがままです。
自由度が高いゆえに、目指す部屋づくりに迷ってしまう方も多いでしょう。
インテリアや色の種類は無限にありますが、インテリアコーディネートの基本や、ある程度の型を知っておくことで、調和された理想の部屋に近づくでしょう。
知っておくべきインテリアコーディネートの基本
注文住宅の部屋を彩る家具や色には数え切れないほどの種類があり、これらのなかから理想の品を選ぶのは大変です。
そこでインテリアコーディネートの基本を知ることで、インテリアや色の選定が楽になるでしょう。
理想のインテリアスタイルを決める
インテリアには素材・質感・形・色の4つの要素があり、これらを調和させることが理想の部屋づくりのコツです。
素材 | インテリアを形作っている材料のこと。土や木などの自然素材やプラスチックなどの人工物により印象が異なる。 |
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質感 | インテリアの手触り感のこと。木でできたインテリアのなかでも、ゴツゴツした木でできている場合や、表面が塗装やニスでピカピカに磨かれている場合でも印象が異なる。 |
形 | インテリアの形やラインのこと。面や線、骨太か華奢か、直線か曲線かなどが注目ポイント。 |
色 | インテリアの色のこと。同じ茶色でも、明るい色や暗い色があったり、鮮やかな色やくすんだ色もある。 |
色の配分のコツ
部屋の色は統一した方がいい場合もありますが、大切なのはうまく調和させることです。
調和させるには、まず部屋のベースカラー・メインカラー・アクセントカラーをそれぞれ決めます。
また3つの色をそれぞれ70%・25%・5%になるよう配分します。
3つの色を決めて数値に近い配分を目指すことで、見た目が安定した部屋づくりが可能になり、置くインテリアの色を決めやすくなるでしょう。
床→壁→天井の順番に明るい色を配分する
部屋のインテリアは、床 → 壁 → 天井の順番に明るい色を配置すると、部屋全体が広々とした印象になります。
天井に向かうほど明るい色を配置すると天井が高く見えますが、反対に天井に向かうほど暗い色を配置すると実際よりも天井が低く見えます。
寝室や書斎などで落ち着いた雰囲気づくりをしたい場合には、あえて天井に暗い色のインテリアを設置するのがおすすめです。
まとめ
注文住宅のインテリアを決めるときに知っておきたいインテリアコーディネートの基礎についてご紹介しました。
インテリアも色も種類が豊富ですが、型に当てはめることで選定しやすく、うまく調和された部屋作りができます。
一生で一度の買い物である注文住宅は、内装も外装も思い通りにできます。
妥協せず理想の部屋づくりを心がけましょう。
注文住宅の内装やリフォームについてプロの意見を聞きたい方は、ぜひ当社へご相談ください。