おしゃれな玄関に吹き抜けのリビングや、テラスのある広いお庭。
雑誌に掲載されているようなシンプルかつ住みやすいお部屋や、モデルルームなどでよく見る設備など、自身の理想を詰め込んだ注文住宅は、マイホームが欲しい方にとっては憧れです。
しかし家を建てるとなると、依頼するお店探しや希望の設計、工事の段取りなど決めることがたくさんありそうです。
そこで今回は、注文住宅を購入する際に初めに決めること、また家が建つまでの流れについて解説します。
これから注文住宅の購入を検討している方は必見です。
目次
注文住宅の購入を検討したらまず初めに決めること
初めに、どこに住みたいのか?予算はいくらまで出せるのか?など、大前提となる項目について明確にします。
さらに、マイホームの購入は一生に一度の大きな買い物です。
注文住宅の購入を検討してから、実際に住めるようになるまでは約1~1年半はかかると見積もっておきましょう。
住みたい場所を決める
どこに家を建てて住むのか?住みたい場所をピックアップして結論を出します。
完全在宅ワークが可能なら、自然が豊かで空気がおいしい地方に住む選択もありますし、小さなお子さんがいるため教育施設や買い物に便利な場所を希望するなら都市部がおすすめです。
ある程度済みたい場所が絞れたら、インターネットで不動産のサイトを調べて空いている土地や販売価格をチェックします。
どうしても決められなかったり探し方がわからなかったりする場合は、住みたい場所の近くにあるハウスメーカーや不動産会社を訪れて相談してみましょう。
その土地の事情に詳しい不動産のプロならば、顧客の理想をヒアリングして、おすすめの土地を紹介してくれます。
予算を決める
土地の購入および家の工事費用にかけられる予算を定めます。
しかしご自身の収入で、実際にどれくらいのお金がかけられるのか?ローンが組めるのか?について、よくわからない方もいらっしゃるでしょう。
ご自身で調べて計算することもできますが、ハウスメーカーや不動産会社に相談すれば、ヒアリングをしたうえで注文住宅にかけられる予算を過去のデータから算出してくれます。
家の間取りを決める
住む場所と予算を決めたら、いよいよ待ちにまった間取り決めに入ります。
人気の土地はすぐに売れてしまうため、間取りを決めるまえに、購入契約を結ぶ方もいらっしゃいます。
将来のライフプランを視野に入れる
よくある間取りの失敗例に、子供が生まれたことによる部屋数や収納場所の不足が挙げられます。
お子さんが一人生まれるたびに、広い空間と物の収納スペースが必要になるためです。
またお子さんが大きくなった場合や、将来ご自身の両親と一緒に暮らす場合は、多めのお部屋が必要になります。
お部屋の間取りのプランを立てる際に、将来のライフプランについて計画を立てておくと良いでしょう。
理想の間取りのイメージを固める
理想の間取りとはいえ、設計が自由であればあるほど選択肢が多いため定まりません。
そんなときには、インテリア雑誌や注文住宅の雑誌などを読んで、思わず「この家に住みたい!」と思える写真やモデルを探しましょう。
特にご自身と同じ家族構成の写真なら、理想の間取りがイメージしやすいでしょう。
注文住宅のイメージ画像や写真は、主に以下の情報媒体で収集することをおすすめします。
・工務店やハウスメーカーの公式サイト
・注文住宅の専門情報誌
・SNS
・インテリア雑誌
大阪府羽曳野市にある、新築の自由設計を取り扱っている「株式会社 森下技建」では、実際過去に施工を担当した事例を公式サイトにて公開しております。
注文住宅を検討されている方は、ぜひご覧ください。
【公式サイト】「株式会社 森下技建~施工事例~」はこちらから。
家族の生活動線を考慮する
生活動線とは、日常生活において通ることが多い家の中のルートのことです。
家の中という限られた範囲内でそこまで考える必要がないと思うかもしれませんが、動線を考慮しなかった結果、以下のような失敗を引き起こす可能性があります。
・玄関からリビングがよく見えるため、来客があった際に恥ずかしい思いをする
・来客用に和室を離れに作ったが、結局は近くのリビングしか使わない
・収納スペースのために作ったロフトが、上り下りが面倒なため利用していない
・ベランダで取り入れた洗濯物を持ったまま洗濯機へ行く途中、テレビの前を横切らなければならない
・玄関からキッチンまでが遠いため、お米や食材を運ぶのが大変
・お風呂へ行くときにリビングを通らなければいけないため、来客時には使用できない
引っ越してすぐのタイミングならあまり気にはなりませんが、長期間暮らすにつれて、だんだん不便に感じる場合があります。
生活動線は、間取りを考える際にきちんと考慮すべき内容です。
工事の請負契約の締結
具体的に注文住宅における間取りが決まったら、いよいよ工事の請負契約を締結します。
住宅ローンを申し込む場合は、あらかじめ仮の建築プランと、施工会社から出してもらった見積書が必要です。
必要書類手出して審査に通れば、住宅ローンが契約でき、工事の請負契約の締結へと進められます。
請負契約の締結の際に必要な物
請負契約を締結する際は、以下の物が必要です。
厳密には、他にも契約書など必要なものはありますが、何がいつまでに必要か?どのようにしてそろえればいいのか?について、担当のハウスメーカーや施工管理会社がていねいに教えてくれます。
・認印(実印)
・契約金
・印紙代
契約金は依頼先により異なりますが、工事代金のおよそ5~10%と言われており、工事費用の一部として充てられます。
また印紙代とは、一定の契約書や文書を交わす際に課せられる税金のことで、「収入印紙」として契約書に貼り付けます。
印紙代は、契約金額により異なります。
請負契約の締結時における注意点
請負契約を締結することで大きなお金が動くため、あらかじめ心得ておくべき注意点があります。
トラブルを未然に防ぐために、少なくとも以下5つの点に気を付けましょう。
・「工事請負契約書」をよく読んで確認する
・住宅ローンで借り入れできるタイミングと支払金額および支払時期について確認する
・間取りや、建築を依頼する内容を詳細まで決めてから契約を締結する
・住宅ローンを利用する際は「ローン特約」をつける
・「変更契約」は書面で結ぶ
まず何事も、契約書は必ずよく読みましょう。
文章が長く細かいため、ほとんどの方が流し読みをしたりじっくり内容を確認しなかったりするでしょう。
しかし契約書には、支払いに遅れた場合のペナルティや、トラブルが起きた場合の責任の有無などについて記載されています。
そもそも契約書に同意をしなければ注文住宅の工事は進みませんが、どうしても疑問に感じたことや引っかかる点があれば、事前に質問して解決しておきましょう。
また住宅ローンを利用する際に「ローン特約」をつけることをおすすめします。
ローン特約とは、借入金額の一部または全部において、対象の銀行から承認が得られなかった場合にのみ、売買契約を無かったことにできる特約です。
また「変更契約」とは、工事内容に変更が生じた場合に改めて締結する契約のことです。
変更契約は、口約束ではなく必ず書面に記載して残すようにしましょう。
また変更契約には、工期や工事費用の変更の有無などが含まれます。
後にトラブルに発展する可能性があるため、書面に残した変更契約は、保管しておきましょう。
注文住宅の引き渡し
工事が完了したら、ようやく念願の注文住宅が手に入ります。
しかし、引き渡し時においてもトラブルに巻き込まれることがあるため、最後まで気を抜いてはいけません。
また引き渡し時にはさまざまな手続きが必要なため、引き渡しから1~2週間後に引っ越しができるとお考え下さい。
あまりにも入居を急いでしまうと、チェックや仕上げが不十分なまま引き渡しが行われてしまうため、余裕を持った引っ越しを心がけましょう。
また引き渡し時の流れは以下の通りです。
・工事終了
・注文住宅の内覧会
・注文住宅の引き渡し
・お引越し
工事が完成したら、日程を調節して住宅の内覧会を行います。
内覧会時に、気になるところや突っ込みどころがないか?併せて確認します。
設計図や契約内容とは異なる箇所があれば、引っ越しまでにきちんと修正してもらう必要があるでしょう。
まとめ
注文住宅の購入は、一生に一度の大きな買い物です。
故に決める内容も多く、希望の条件や予算に見合ったプランがなかなか見つからない場合、途中で挫折する可能性があります。
注文住宅の購入を検討したならば、はじめに住みたい場所と予算を決めて、早めに行動することをおすすめします。
悩んでなかなか決まらなかったり、自身が出した答えが正しいのか不安に感じたりした場合は、思い切って不動産のプロにすべてお任せする手もあります。
多くの注文住宅を建設した実績があるお店なら、過去のデータを駆使して、できるだけ理想の条件に近いプランを提案してくれるでしょう。
大阪府羽曳野市の、新築注文住宅を取り扱う「森下技建」は、工務店と不動産屋の両方の特性を併せ持っています。
つまり土地探しから資金計画のご提案、建築計画に施工まで、一括でお任せいただけます。
また当社の考えとしては、家は建てて終わりではありません。
アフターメンテナンスをしつつお客様と長期にわたる関係づくりをして、初めてサービスが提供できていると考えます。
大阪府で注文住宅の購入を検討されている方は、ぜひ以下のサイトより資料をご請求ください。
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