注文住宅を建てるには、土地が必要です。
土地を購入したものの、草刈りなどのメンテナンスは誰が行うのか気になりますよね?
草刈りを担当する人、また草刈りの方法や、土地を放置することのデメリットについて解説します。
□ 土地の購入後は持ち主が草刈りを行う
注文住宅を立てるための土地を購入したら、その土地はもうあなたのものです。
そのため、草刈りを含む土地の管理やメンテナンス等もすべて持ち主が行います。
土地を購入した際、引き渡し前に草刈りをしてくれるところもあるようですが、基本的には土地の購入者が行います。
自分で草刈り機を購入して草刈りをする、または自分で費用を負担して草刈り業者へ依頼しなければなりません。
注文住宅を建てる前に、工事の安全と住まいや生活の安寧を祈る「地鎮祭」が行われます。
できれば地鎮祭の前までに、草刈りを完了させることが望ましいでしょう。
□ 草刈りをする方法
草刈りをする場合は、性能がいい草刈り機を購入して自分で行う方法と、草刈りの専門業者へ依頼して代行してもらう方法があります。
* 自分で草刈りをする場合
草刈りに必要な持ち物や服装は以下の通りです。
【服装】
・帽子
・マスク
・長袖、長ズボン
・軍手
(・保護ゴーグル)
【必要な道具】
・鎌
・熊手
・くわ
・剪定ばさみ
(・根起こし)
(・草刈り機)
草むらには、色々な植物が生えていたり虫が住んでいたりします。
刺されたり噛まれたりしてケガをしないよう、暑くても必ず手首・足首まで覆う服装を心がけましょう。
また電動草刈機は、刈った草が周りに飛び散ります。
目に入らないよう、使用する場合は必ず保護ゴーグルをつけましょう。
* 専門業者へ依頼する場合
自分で草刈りをすると、草の刈り残しやゴミの後始末が大変です。
また土地が広ければ広いほど草を刈るのは大変ですし、時間がかかります。
そこで、草刈りの専門業者へ依頼してキレイに刈ってもらうのがおすすめです。
費用相場は180〜200円(1㎡)ほどですが、草刈りで出たゴミ処理や防草まで引き受けてくれるため、依頼してはいかがでしょうか?
□ 草刈りをしないとどうなる?
草刈りをしないと、見栄えが悪くなるため以下のようなトラブルを引き起こします。
・ゴミが不法投棄される
・害虫や害獣の住処になる
・人や車の通行を妨げる
見栄えが悪い場所は人から罪悪感を奪うため、ゴミが不法投棄されやすいです。
また長い草は、害虫や害獣の隠れ場所として最適なので、近隣住民からクレームが来る場合があります。
□ まとめ
土地を購入した時点で、その土地は購入者のものです。
そのため、草刈り等のメンテナンスは購入者が行います。
草刈りをせず放置すると、草が伸びて見栄えが悪くなり、ゴミの不法投棄や害虫・害獣の住処になる等のトラブルを引き起こします。
自分で草刈りした方が経済的ではありますが、キレイに仕上げてゴミ処理まで引き受けてくれる、草刈り専門業者への依頼がおすすめです。