誰しもせっかく注文住宅を建てるのであれば、「住みやすい家」を実現したいものです。
しかし、住みやすいと一概に言っても、具体的に住みやすさを家に反映させるとなるとイメージが湧きにくいかもしれません。
そこで今回は、住みやすい家の特徴と、住みやすい家にするための間取りを紹介します。
□住みやすい家の特徴とは?
住みやすい家の特徴1つ目は、断熱性、気密性に優れていることです。
夏涼しく、冬暖かい家を実現することで、四季がある日本でも1年中快適に生活できます。
冷暖房効率も上がるため、お財布にも環境にも優しいというメリットもあります。
2つ目は、強く長持ちする家であることです。
強く長持ちする家は、メンテナンスの負担も少なく、安心安全に暮らせます。
耐震性の高い構造にしたり、耐久性のある素材を使ったりすることで実現可能です。
また、強いというのは強度だけでなく汚れへの強さも表します。
汚れや臭いがつきにくく掃除がしやすい家は、日々のメンテナンスの負担が少なく済みます。
3つ目は、採光性がある家であることです。
採光性が低いと、洗濯物が乾きにくい、湿気が溜まりやすい、電気代がかさむといったデメリットがあります。
また、太陽の光を浴びることは精神を安定させ、日々の活力となってくれます。
日常生活を心身ともに健康に快適におくるためには、太陽の光が欠かせません。
4つ目は、立地が良いことです。
交通の便が良い立地、治安の良い立地、周辺設備が整っている立地は日常生活でストレスを軽減できます。
駅やバス停が徒歩圏内であれば通勤通学に便利ですし、頻繁に使うスーパーやドラッグストアが近いと重い物を持ち運ぶ距離が短縮できます。
お子様の帰り道を照らしてくれる街灯やお店が多いエリアを選ぶのもポイントです。
5つ目は、デザイン性に優れていることです。
どれだけ機能性、安全性、利便性に優れていても、デザイン性に欠けている住宅は気分が下がってしまいます。
また、デザイン性と機能性は密接に関係しており、デザイン性に優れている商品は性能も優れていることが多いのです。
□住みやすい家にするためのおすすめな間取り例
*シューズクローク
玄関に大きめの収納スペースとしてシューズクロークを設けることで、靴以外の外で使うモノをスッキリ収納できます。
アウトドア用品やベビーカー、DIYグッズや工具などを収納することで、玄関が散らかる心配がなく、家の顔とも呼べるスペースの見栄えが良くなります。
*平屋
平屋の間取りは、1階部分だけなので耐震性に優れていることが多いです。
また、1階建て構造のため、外の空間とのつながりを感じやすくなります。
ウッドデッキや庭を含めておしゃれな外観デザインを楽しめます。
ただし、周りに高い建物が多いと採光性が下がってしまうため、光が入る土地なのかを確認した上で採用しましょう。
*対面キッチン
対面キッチンであれば、調理中でも常にリビングにいるお子様の様子を確認できます。
安心してキッチンに立てるため、家事効率も高まることでしょう。
また、対面キッチンはカウンターでシンクやコンロがリビングから見えないため、ごちゃごちゃした空間を隠せてスッキリした印象を与えられます。
来客時も見栄えに気を使うことなくダイニングでおしゃべりできるでしょう。
□まとめ
今回は、住みやすい家の特徴と住みやすい家にするための間取り例を紹介しました。
機能面やデザイン面、安全面など、住みやすい家にするにはさまざまな条件があります。
すべてを完璧に実現することは難しくても、優先順位をつけて予算の範囲内で取り入れてみてください。