高気密で高断熱な住宅がおすすめと聞くが具体的にはどのようなメリットがあるのか知りたい方は多いと思います。
そこで今回は、高気密・高断熱住宅の概要とメリットを紹介します。
□ 高気密・高断熱とは?
まず、高気密な住宅とは、断熱材や特殊な建築部材を使い、家の隙間を少なくした住宅のことです。
隙間がないことで、外気に室温が影響されにくいため、冬は暖かく夏は涼しい、快適なお家を実現できます。
冷暖房が効きやすいため、光熱費の削減も期待できますね。
次に、高断熱の住宅とは、内壁と外壁の間に断熱材を入れたり、断熱性の高い窓を取り入れたりして、室温が外気に左右されにくい住宅のことを指します。
家の隙間が少なく気密性の高い住宅でも、断熱性能が低い場合は、窓や壁から冷気や熱気が伝わってしまいます。
そのため、気密性と断熱性の両方を重視することがおすすめです。
□高気密で高断熱な住宅のメリットをご紹介!
高気密で高断熱な住宅のメリットを3つ紹介します。
1つ目は、ヒートショックでの死亡のリスクを抑えられる点です。
ヒートショックとは、気温の変化によって血圧が上下し、血管や心臓の疾患が起こることを言います。
高気密で高断熱な住宅は、部屋ごとの温度差が少ないため、急激な温度の変化によって発症するヒートショックのリスクを抑えれます。
2つ目は、換気が効率良くできる点です。
2003年の建築基準法の改正により、窓を開けなくても換気ができる、24時間換気システムの設置が義務付けられました。
このシステムを導入するには、隙間が少ない高気密な住宅であることが重要です。
隙間がないことで、無駄な湿気を防ぎ、常時綺麗な空気を入れることが可能です。
3つ目は、遮音性に優れていることです。
遮音性に優れている理由は、隙間が少ないため音が漏れにくく、断熱材が音を吸収するためです。
外の音が気になりにくく、室内の音が外に漏れることも少ないため、小さなお子様がいるご家庭に適しています。
4つ目は、冷暖房費の節約になる点です。
高気密で高断熱な住宅は、外気の影響を受けにくいため、冷暖房が効率良くかかります。
そのため、毎月の冷暖房が大きく抑えられることもメリットです。
□まとめ
今回は、高気密・高断熱住宅の概要とメリットを紹介しました。
当社は、高気密・高断熱の家を作り、家の中を快適で健康にすることに尽力しております。
何かお困りごとがございましたら、ぜひお気軽にご相談ください。