ゲームが好きな人にとって、大きなモニターやゲーミングPC、広い机にゲーミングチェアが置かれた部屋は、まさに宝の部屋でしょう。
有名なユーチューバーやゲーム実況者のお部屋などを見て、ゲーム部屋に憧れている人も少なくないはずです。
注文住宅では、自身の要望や希望をすべて形にできます。ぜひ、自身が憧れているゲーム部屋を作りましょう。
当記事では、ゲーム部屋を作るメリットや、快適なゲーム空間を作るために必要な要素やポイントについて解説します。
ゲーム部屋に憧れており、注文住宅に盛り込みたいと考えている人は、ぜひ参考にしてください。
目次
ゲーム部屋を作るメリットとデメリット
注文住宅では、あらかじめゲーム部屋としての用途で部屋を設けたい旨を、工務店の担当者へ伝えることで、実現できます。
ゲームが好き、またはゲーム実況を配信する機会が多い場合は、注文住宅にゲーム部屋を設けましょう。ただし、注文住宅にゲーム部屋を設けることは、メリットが多い一方でデメリットもあります。ゲーム部屋のメリットとデメリットについて、それぞれ説明します。
メリット
注文住宅にゲーム部屋を設けることで、以下のようなメリットがあります。
◆ゲームに集中できる:
ゲーム専用の部屋を持つことで、ほかの住人の活動から隔離され、集中してゲームが楽しめます。
◆整理整頓しやすい:
ゲームコンソールや周辺機器、ゲームソフトを一か所にまとめることで、部屋がスッキリし、必要なものがすぐに見つかります。
◆友人とゲームが楽しめる:
ゲーム部屋は、友人や家族とともゲームを楽しむ場として活用できます。ゲームで遊べるスペースや設備が整っていることで、ゲーム仲間が招待しやすくなるでしょう。
◆空間が好みのデザインにカスタマイズできる:
注文住宅では、個々の趣向に合わせてデザインできます。自分好みのインテリアやテーマを選ぶことで、ゲームに対する愛着や楽しみが増します。
◆リフレッシュスペースとしても活用できる:
ゲームはストレス解消や気分転換に役立ちます。専用の部屋があることで、ゲームとそれ以外の生活にメリハリが付けられるでしょう。
ゲーム部屋のようにゲーム専用の部屋をあえて設けることで、他人からの干渉を防ぎ、かつ生活にメリハリをつけやすいといえるでしょう。
デメリット
一方で、注文住宅でゲーム部屋を向けようとした場合、以下のようなデメリットが生じる可能性があります。
◆ほかのお部屋のスペースが制約される:
ゲーム部屋を設けることで、他の部屋や共有スペースが狭くなる可能性があります。とくに小さな建物の場合は、必要な部屋数を確保するのが難しくなることがあります。
◆コストが増加する可能性がある:
快適なゲーム部屋を作る際、コンセントの設置や防音機能など、コストの増加につながる可能性があります。
◆将来の需要変化に対応しにくい:
ゲームの流行やニーズは変わりやすく、数年後にはゲーム部屋が不要と感じる可能性があります。ほかの用途として利用しにくい内装にしてしまった場合、空間が無駄になってしまうことがあります。
また、ゲーム部屋はモニターやゲーム機械など最新的な設備を多く設置します。そのため、ほかの部屋とは雰囲気やインテリアに統一感がうまれなくなる場合もあります。ゲーム部屋はあくまでゲーム専用のお部屋として割り切って使用するとよいでしょう。
快適なゲーム部屋を作るときの5つのポイント
快適なゲーム部屋があれば、長時間大好きなゲームに没頭できます。ゲームがより好きになるような、快適なゲーム部屋を作るためのポイントについて5つ解説します。
インターネット環境を整える
快適なゲームプレイには、安定したインターネット接続が不可欠です。昨今ではインターネットに接続した状態が前提となったゲームが多く登場しており、とくにオンラインゲームを楽しむ場合、光回線を利用することで、高速で安定した通信が可能です。
無線よりも有線接続を推奨し、ルーターをゲーム機の近くに設置することで、遅延を最小限におさえることができます。また、ルーターの位置や方向を工夫することで、家全体のWi-Fiエリアを最適化し、快適なゲーム環境が整えられるでしょう。
コンセントの位置や配線を考慮する
ゲーム部屋には多くの電子機器が必要となるため、十分な数のコンセントを設置することが重要です。一つのコンセントに多くの機器を接続すると、発熱や火災のリスクが高まるため、余裕を持ったコンセント配置を考えましょう。さらに、配線が絡まないように配線ボックスを利用するなど、整理された配線計画を立てることで、掃除やメンテナンスがしやすくなります。
十分な収納スペースを設ける
ゲーム関連の機器や雑貨は増えがちなので、ウォークインクローゼットやロフトなど、十分な収納スペースを確保することが重要です。
ゲーム機・コントローラー・自作のパソコン・フィギュアなどを整理しつつ置いたり収納したりするために、壁面収納や追加の棚を設けることで、部屋をすっきり保てるでしょう。また収納スペースは、将来的に機器が増えた場合にも対応できるように広めに設定することをおすすめします。
防音に配慮した設計を意識する
ゲームをプレイする際は、声やゲーム自体の音量が大きくなりがちです。シアター仕様のオーディオを設置している場合は、なお防音に配慮すべきでしょう。防音性に優れた壁材や床材の採用、窓に防音カーテンを使用することで、外部への音漏れを防ぎ、家族や近隣に配慮した環境が整えられます。また、音響設備を整える際も、響きや反響を考慮した設計が必要です。
家族で楽しむ場合は十分な部屋の広さを確保する
ゲームを家族全員で楽しむ場合は、十分なスペースが必要です。ひとりで楽しむ場合と異なり、複数のソファやコントローラーが必要になるため、広めの部屋を設けることが理想です。リビングの一部を活用する場合は、ゲームで遊ぶことを考慮した広さを設計しましょう。また部屋の広さを考える際には、動線を意識し、快適に過ごせるレイアウトも取り入れましょう。
ゲーム専用の部屋を作らない方法
ほかのお部屋のスペースを確保したい場合や、予算を削減したい場合、あえてゲーム部屋を設けない選択肢も有効です。たとえば、リビングの一角や収納スペースの一角を利用するなどの方法があります。ゲーム専用の部屋を設けず、ゲームを十分に楽しむための工夫について解説します。
リビングなどの一角をゲーム空間として利用する
リビングの一角をゲーム空間として利用するのは、とくにスペースが限られている場合に有効な方法です。
リビングは家族が集まる場所ですが、その中にゲーム用のデスクや機器を配置することで、不要な部屋の分割を避けて自然にゲームが楽しめます。具体的には、ソファの近くに小型のゲームデスクを設置し、ゲーム機やパソコンを置くための収納式ラックを用意するとよいでしょう。
また良好な照明を確保し、快適な椅子を選ぶことで、長時間のプレイでも疲れにくくなります。さらに、リビングの他の用途を意識しつつ、ゲームスペースの存在が自然な形で溶け込むようにして、家全体の雰囲気を損なわない工夫があるとなおよいでしょう。
多目的部屋をひとつ設ける
多目的部屋をひとつ設けることも、ゲーム環境を快適に整える方法のひとつです。
多目的部屋を設けることで、ゲームを楽しむための設備だけでなく、友人を招いての集まりや趣味の作業など、多様な活動が可能です。レイアウトの工夫も大切で、たとえば壁際にゲーム機を設置することによって、中央に十分な広さを確保し、複数人が使用できる空間を維持できます。
また、デコレーションに個性的なアートやフィギュアを取り入れることで、個性を表現しつつ開放感のある部屋にもできるでしょう。このように、多目的部屋は家族や友人との時間を楽しむ場所としても機能し、生活全体を豊かにする効果があります。さらに、将来的にゲームで遊ばなくなったとしても、お部屋自体はほかの用途にも使用できるため、空間の有効活用にもつながります。
押し入れやクローゼットにゲームを設置する
押し入れやクローゼットにゲームを設置する方法は、省スペースでありながら非常に機能的な解決策といえます。
とくに狭い住まいでは、押し入れやクローゼットのような閉じられたスペースを活用することで、ゲーム機やソフト類をすっきりと収納しつつ、使う際には簡単に取り出せるように工夫できます。たとえば、クローゼットの一部を改造して専用の棚を設け、ゲーム機を一箇所にまとめるとよいでしょう。また、収納スペースの棚の部分を机代わりにして、モニターやゲーム機が設置できます。
さらに、配線を整理するための工夫や、通気性を考慮した設置が必要です。収納スペースにコンセントを配置しておくとよいでしょう。目立たず収納を重視する家庭で特に効果的で、他の家具やインテリアとの調和を図りながら、ゲームを楽しむ環境ができます。
まとめ
注文住宅で快適なゲーム部屋を作るには、インターネット環境を整えたうえで、配線や防音にも配慮するとよいでしょう。ゲーム部屋があれば、自身が大好きなゲームにますます熱中できるうえ、ゲーム実況を配信しているのであれば、よりはかどるでしょう。
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