公開日 : 2024年10月24日(木)

最終更新日 : 2024年10月24日(木)

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注文住宅のお風呂選びのポイントとは?サイズや費用相場を解説

この記事を読んでいるあなたは、

◎せっかく建てる注文住宅のお風呂はこだわりたい!

◎使いやすくておしゃれなお風呂を選ぶポイントは?

◎お風呂のサイズと費用相場が知りたい

 

このように思っているかもしれません。

注文住宅の水回りはこだわりたいところですが、特にお風呂は大切なポイントです。

広さや素材、オプションなどの選択肢が多いため、どこから考えればよいか迷う人もいるでしょう。

この記事では、注文住宅のお風呂やオプションの選び方、デザインのポイントなどをご紹介します。

お風呂場の広さと費用の目安についてもお伝えしますので、最後まで読んで参考にしてみてください。

定番はユニットバス!お風呂の種類の選び方

お風呂の浴槽は、おもに以下の3種類です。

◎ユニットバス

◎ハーフユニットバス

◎在来浴室

 

最も主流なのはユニットバスで、コストパフォーマンスに優れている特徴があります。

ユニットバスは、床、壁、天井と浴槽がセットになったお風呂です。

断熱性や防水性が高く、値段をおさえられるわりに使い勝手が良いため人気があります。

最近ではデザイン性に優れたユニットバスも多く、カラーや材質の種類が増えているのも特徴です。

よりこだわって浴室を作りたい場合は、ハーフユニットバスや在来浴室を選ぶとよいでしょう。

サイズや建材を一から選べるため、唯一無二の浴室をデザインできます。

ただしコストが高いうえに、デザイン面と機能面のバランスを取るのが難しいデメリットもあります。

 

お風呂場の広さと費用目安

お風呂場の広さは、主に以下の3種類です

◎0.75坪

◎1坪

◎1.25坪

 

注文住宅で暮らす家族の年齢や人数、ライフスタイルによって、どの広さのお風呂場が適しているかは様々です。

一般的な家庭であれば、1坪のお風呂を採用するのがおすすめです。しかし狭小地に住宅を建てる場合は、0.75坪にしてお風呂の面積をおさえるのがよいでしょう。

また育児や介護など、家族で一緒にお風呂を使う場合は、1.25坪の広さがあると使い勝手が良くなります。

1坪のユニットバスの費用相場は、70~120万円程度です。さらに広い1.25坪にした場合は、追加で10~30万円ほどがかかります。

ただし、お風呂場の設置にかかる費用は、オプションの有無や浴槽の材質などによって大きく変わります。あらかじめある程度予算を決めて、お風呂場の設計に取りかかるのがおすすめです。

お風呂に設置するオプションの選び方

お風呂場につけるオプションには、以下のようなものがあります。

◎浴槽の形状や材質

◎入り口部分のとびら

◎手すり

◎乾燥機能・暖房

◎棚・ミラー・カウンター

 

順番に紹介していきます。

 

浴槽の形状や材質

ユニットバスの浴槽は、好みに合わせて形状や材質を変更できます。

たとえば浴槽の底面を一段上がったステップ浴槽にすれば、半身浴をしやすくなります。

浴槽の保温性を高めるオプションを付ければ、お湯を冷めにくくして追い炊きを減らすことができます。

また、人造大理石やホーローなどの材質を選び、肌触りや質感を良くすることも可能です。

お風呂は毎日の疲れを取る場所なので、気に入ったデザインや肌触りの材質を選べるとよいでしょう。

 

入口部分のとびら

入口部分のとびらは、主に以下の3種類があります。

◎折れ戸

◎開き戸

◎引き戸

標準仕様は、折れ戸である場合が多いです。開閉時に必要なスペースが少ないため狭い場所でも設置しやすいですが、部品が多くて故障しやすいデメリットがあります。

開き戸は故障しづらいですが、開閉時に必要なスペースが広いです。

引き戸は開閉しやすく便利ですが、オプション料金が高くなる傾向があります。

とびらのオプションの予算や優先順位を考慮して、最適なとびらを探してみてください。

 

手すり

浴室やドアの横に、手すりを設置することができます。

手すりは老後の生活に便利なだけでなく、子育て中の家庭にもおすすめです。

手すりがあればお子さんの転倒を防止でき、バタバタしがちなお風呂の時間も安心です。

また若い人でも、ちょっとした疲労や貧血で、お風呂の前後にふらついてしまうことは少なくありません。

リフォームで後付けするよりも新築のときにまとめて設置した方が、工事の費用をおさえられます。手すりの必要性を感じたら、注文住宅を建てる段階で設置を検討してみてください。

 

乾燥機能・暖房

浴室に、乾燥機能や暖房のオプションを追加するのも便利です。

通常浴室には換気扇がついていますが、乾燥機能があればより確実に浴室内のカビを防止できます。

洗濯物を部屋干ししたいときも、素早く乾かせるため、嫌な匂いの発生や選択の手間を減らせるメリットがあります。

また浴室に暖房を設置すれば、冬に発生しやすいヒートショック現象による健康被害の防止を期待できます。

お風呂をより快適に保ちたい方や部屋干しの機会が多そうな方は、乾燥機能や浴室暖房を設置すると良いでしょう。

 

棚・ミラー・カウンター

お風呂場には、棚やミラー、カウンターなどがあると便利です。

お風呂場は体を洗うための石鹸やシャンプー、掃除用具など、意外に置いておきたいものがたくさんあります。そのため、棚やカウンターを設置してすっきり収納できるようにするのがおすすめです。

また大きなミラーを設置すると、お風呂場の空間が広く感じて開放感が上がります。

お風呂で髭剃りなどをする人は、ミラーを使う機会も多いでしょう。

ただし、不必要に棚・ミラー・カウンターを設置すると、かえって窮屈に感じられることもあります。オプションを増やすと掃除の手間も増えるため、本当に必要だと判断したもののみ設置するのが重要です。

今のお風呂場の使い方をよく振り返って、必要なオプションとそうでないものをきちんと見極めましょう。

 

お風呂をデザインする3つのポイント

お風呂をデザインするポイントは、以下の3つです。

◎日当たりや風通しをよくする

◎本当に必要なオプションを選ぶ

◎バリアフリーに考慮する

 

順番に解説していきます。

 

日当たりや風通しを良くする

カビを発生しづらくしてきれいな状態を保つために、日当たりや風通しは重要です。

日が当たりづらい北側の部屋に浴室を設置する場合は、窓や通気口を設けて、太陽光や風を確保できるようにしましょう。

また浴室に窓を設けないと、息苦しさを感じる場合もあります。

特に朝や昼にお風呂場を利用する可能性がある人は、窓を設置して自然光を取り入れるのがおすすめです。

ただし窓を設置する際は、防犯面に配慮する必要があります。

すりガラスを採用したり、ブラインドを設置したりして、外から浴室の中が見えないように配慮しましょう。

 

本当に必要なオプションを選ぶ

あれこれ機能を付け足すのではなく、本当に必要なオプションを選んで設置するのが重要です。

浴室には、様々なオプションを設置できます。浴室テレビやジャグジー、サウナ機能など、魅力的に思えるオプションが盛りだくさんです。

しかし、実際に設置してみたらほとんど使わずに後悔したというケースも、よくあります。

今使っているお風呂の機能を思い浮かべて、本当にオプションが必要かを見極めてみてください。

魅力的に感じたオプションでも「毎日使うお風呂には必要ない」と感じるものがあるはずです。

無駄なコストを省けば、注文住宅で本当にお金をかけたいところに投資することができます。

予算を決めて、計画的にオプションを選びましょう。

 

バリアフリーに考慮する

お風呂場は事故が起こりやすいため、バリアフリーに配慮して設計するのが大切です。

注文住宅は、安全に長く住み続けられる設計にする必要があります。

高齢になると入浴が大変になるため、新築のうちから手すりを付けたり、段差をなくしたりするのがおすすめです。床の材質は、濡れても滑りづらいものを採用するとよいでしょう。

子どもや若い人であっても、お風呂場ですべったり、頭を打ったりするリスクはあります。

新築のうちから安全なお風呂場を設計して、誰もが使いやすい環境を整えましょう。

 

こだわりあるおしゃれなお風呂にする3つのポイント

機能面だけでなく、デザイン面にもこだわったおしゃれなお風呂にするためには、以下の3つが大切です。

◎デザインに統一感を持たせる

◎シンプルな色でまとめる

◎浮かせる収納を取り入れる

 

1つずつ紹介していきます。

 

デザインに統一感を持たせる

洗面所やお風呂場のデザインに統一感があると、おしゃれな印象になります。

細かいデザインを決めていく前に、カタログやモデルハウスを見ながら、全体のイメージを持っておくのが重要です。

たとえば「高級感のあるデザイン」「シンプルで飽きないデザイン」など、テーマを決めると良いでしょう。

デザインのテーマを決めることで、カラーや材質を選ぶ際の基準を持つことができます。

 

シンプルな色でまとめる

お風呂にはたくさんの色を使わず、シンプルにまとめるのがおすすめです。

白やグレー、ベージュなどの色でまとめると、飽きの来ないおしゃれなデザインになりやすい傾向があります。

またお風呂は体をきれいにする場所なので、汚れが目立ちづらい色や材質を選ぶのも重要です。

毎日使うところが汚れて見えるとストレスにつながるため、掃除の手間を考慮して色を選びましょう。

 

浮かせる収納を取り入れる

お風呂は、浮かせる収納を取り入れると掃除しやすくなります。

シャンプーやボディーソープ、掃除用具などを棚に置くと、いつのまにかカビやぬめりが発生してしまいます。

そうなるとこまめな掃除が必要となり、ストレスに感じるでしょう。

しかし吸盤やマグネットを使って地面と設置しないようにすれば、格段にきれいな状態を保ちやすくなります。

 

まとめ

この記事では、注文住宅のお風呂やオプションの選び方、費用相場などをご紹介しました。

一般的なのはユニットバスで、コストパフォーマンス良くおしゃれなお風呂をかなえられます。

またお風呂をデザインする際は、日当たりや風通し、バリアフリーを考慮するのが重要です。

本当に使いたいところにお金を使うために、使い勝手を考慮してオプションを選ぶのもポイントです。

この記事を参考に、自分の家族のライフスタイルにあったお風呂を選んでみてください。

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